大好きな料理本のことを中心に


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神戸の想い出

来週、15年ぶりに神戸に遊びに行くことになりました。
もうずっと行っていなかった場所ですが、20年以上前には
よく行きました。それだけに、想い出があります(私事ではありますが)。

親が神戸出身で親戚はみな神戸、という幼馴染がいて
その子は小さい頃から高校生になっても、DCブランド最盛期にもかかわらず
丸襟の上質なブラウスのボタンを一番上まで留めて、チェックのスカート、
足元はいつもピカピカの革靴を履いてました。
冬は上から下までカシミヤ100%、手入れをちゃんとして毎年着ていました。
おうちは一見平凡なマンション、でも中に入るとアンティークの家具、
間接照明、壁にはシックなアラビアのイヤープレートがいくつも掛かり
本棚には素敵な外国の絵本がびっしり詰まっていて。
時々牧師さんを呼んでお食事会、という家庭でした。

日本で一番素敵なところは神戸だ!
と思い込んだ私は、神戸の学校に行こう、と決めたのです。
12年お世話になっていたピアノの先生が関西出身の先生を
探してくれ、一日置きに通い、その先生が神戸の学校の先生のつてを
作ってくれて、神戸に通ったのでした。
本番の試験のときのために、スタジオ探しをしたり、何度足を
運んだでしょうか。携帯もネットもない時代。
いつも母が一緒に行ってくれました。
「できることはみんなやっておこうね」という言葉とは裏腹に、思い出せる
母の顔はなぜか、浮かない表情ばかり。
「この子は本当にここに来るのだろうか。どうしてここなのだろうか」
と思っていたのでしょうか、当時は母の気持ちなど考えたことがなかった
けれど。
その時の母は43歳、その年は弟の高校受験の年でもありました。。

周りの大人に散々世話になりながら、私はその学校に合格することは
できず、神戸には住めず・・・
通うことになった学校は、これ以上古くなりようがないくらいの
木造の校舎(卒業したとたん建て替えられた)
ピアノ室は「ここは砂漠か!」ってくらい砂だらけ(周り一面グランドだった)
すっかり意気消沈、挫折感いっぱい。
できるだけ学校に通わないようにがんばり(?)後半は留年の危機に
さらされながら、親不孝は続くのであった。。

神戸はずいぶん変わったと思いますが
当時の母親の年齢に近くなった自分、反省しながら歩くのかも。
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by tsnote | 2007-05-23 22:12 | dairy